設備がすごい!愛知総合工科高校の旋盤とフライス盤に迫る
中学生の皆さん、こんにちは!新聞部です!
愛知総合工科高校って「設備がすごい」とよく言われますが、具体的にはどこが
すごいのでしょうか?それを紹介します!
下の写真を見てください。これは、工場ではありません。わが校の機械加工実習室です!
ここに置かれている機械は「旋盤(せんばん)」と「フライス盤」です。本校には一般的な工業高校では類を見ないほどの台数があります。
また、お気づきでしょうか?置かれている旋盤は、技能五輪など大会に出場する選手が使う「六尺旋盤(ろくしゃくせんばん)」です。これが、44台あり(写真のナンバープレートに注目)、授業で一人一台使うことができます。
ところで、みなさんは旋盤やフライス盤について知っていますか?
旋盤とは、加工したい金属を回転させて、それに刃物をあてて削り出す機械です。
写真は資格試験の三級技能検定でつくる作品です。
こんなサイコロもつくれます。
作業のときは、作業服、帽子、保護めがね、作業靴を必ず着用します。
保護めがねは、飛んできた切粉(きりこ)が目に入らないようにするためです。
作業靴は、重たいものが落ちてきてもけがをしないように足の甲の部分に鉄板が入っています。
フライス盤とは、フライスと呼ばれる刃物を使用し、高速で回転させて金属を削り出す機械です。右の写真がフライスという刃物です。
ふつうの工業高校ではフライス盤は1~2台ですが、本校には11台あります。
今回は、本校の「設備がすごい」ところについて、機械加工で使われる旋盤とフライス盤を紹介しました。次回は、これを実際に使っている生徒にインタビューしていきます。
(協力:機械技術部)