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第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会

令和5年8月24日および25日に、第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会に、先生1名と役員2名で参加いたしました。

第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会1

第一日目、当校は仙台サンプラザホールでのイベントに参加しました。まず、東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授による講演『防災・減災教育「いのちと希望を未来につなぐコミュニティの光〜教訓から自助・共助の力を育む〜』を聴講しました。その後、宮城教育大学の武田真一特任教授がコーディネートする『震災学習・伝承活動が拓く教育の未来』というテーマのパネルディスカッションに参加しました。

第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会2

第二日目の全体会はカメイアリーナ仙台で行われました。ここで、仙台育英学園高等学校硬式野球部の須江航監督による記念講演『伝わる言葉〜失敗から学ぶ〜』を聴講しました。講演の後、名取市へ移動し、津波復興祈念資料館「閖上の記憶」を訪れました。語り部の方から震災遺構「日和山」「名取市慰霊塔」「閖上中学校遺族会慰霊碑」の詳しい案内をしていただきました。

名取市慰霊塔

東日本大地震の経験地である宮城県での防災・減災に関する講演や、震災の伝承や防災啓発を行っている『夢団』の高校生とのパネルディスカッション、さらには津波の恐怖を知る語り部からの震災と命の大切さに関するお話は、深く心に残りました。これらの経験を家族と共有し、一緒に考え、話し合っていくつもりです。

また、甲子園での活躍が記憶に新しい仙台育英高校野球部の須江監督からは、子どもたちの成長に関する貴重な話を伺いました。特に物事を肯定的に捉える力が、自分や他者を成長させる鍵であるとの考えを持っていることが印象的でした。