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名南・名北地区 地域協働生徒指導推進事業 講演会

令和6年11月6日、熱田文化小劇場で開催された「名南名北地区地域協働生徒指導推進事業講演会」に参加しました。

講演では、名古屋市子ども・若者総合相談センターの永井氏による「名古屋市子ども・若者総合相談センターの相談事例に見る思春期・青年期の若者を取り巻く課題〜子どもたちを守るために、今私たちに何ができるのか〜」についてお話を伺いました。


講演会の様子

講演の前半では、名古屋市子ども・若者総合相談センターの概要について説明がありました。相談は、次のような方法で0歳から39歳までの幅広い年齢層から受け付けているとのことです。

  1. 本部(MoiMoi)での対面相談

  2. SNSを通じた相談

  3. 個別対応が可能な「若者シェアガレージ」での相談

後半では具体的な相談事例が紹介され、相談者の内訳についても説明がありました。相談者の割合は、本人からの相談が20%、保護者からが60%、支援関係者からが20%を占めているとのことでした。また、SNSを介した特殊詐欺や闇バイトの犯罪が増加しており、SOSを出せない子どもや若者が増加傾向にあるという現状も共有されました。

対策としては、悩みが小さなうちにMoiMoiの専門性を持つ「よりそいサポーター」に相談し、早期に対応することが重要であると強調されていました。