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令和5年PTA研修会レポート:保護者が学科実習を体験、子どもたちの学びの場を深く理解

令和5年11月24日、PTA研修会が開催されました。この研修会では、保護者の方々が各学科の実習に参加し、学校への理解を深め、互いの親睦を図ることができました。参加された保護者の方々からは、ものづくりの奥深さを実感し、貴重な体験ができたとの喜びの声を多数いただきました。これらの体験は、帰宅後の子どもたちとの会話のきっかけとなったようです。作業は難しくも楽しく、深い学びがあるものでした。充実した施設で学ぶ子どもたちを、羨ましく思いました。


理工科1:トンボ玉制作体験


トンボ玉作りの工程は、ガラスを溶かして形成するという単純だけど奥深い作業でした。最初は難しく感じましたが、繰り返すうちにコツを掴み、綺麗な丸い形を作ることができるようになりました。授業中、先生が流してくれた音楽が雰囲気を和らげ、楽しい体験に彩りを加えました。

トンボ玉制作体験

理工科2:ハンドクリームの製作


保湿成分の選定や香りの調合は、まるで化学実験のような緊張感を伴いました。しかし、先生の丁寧な指導のおかげで、最初は不慣れだった道具の使い方もすぐに身につきました。最終的には自分だけのオリジナルハンドクリームが完成し、大変満足のいく体験となりました。

ハンドクリームの製作

機械系学科:ロボットによる自動搬送システム


プログラミングという言葉には最初不安を感じていましたが、指導を受け、進めていくうちにロボットが思い通りに動く喜びを覚え、その魅力に取りつかれました。ロボットが正確に動作した瞬間の達成感は、何物にも代えがたいものでした。

ロボットによる自動搬送システム

電気系学科:フットライト製作


初めて触れる工具に戸惑いはありましたが、はんだ付けなどの技術を学ぶことができ、とても充実した体験となりました。特に、電気の配線やコンセントの内部構造を理解することで、日常に潜む電気の仕組みについて深く学ぶことができました。

フットライト製作

建設科:住宅設計の実践


日本で有名なあの家族?(写真をよ~くご覧ください( ´∀` ))の住宅設計を題材に、間取りの問題点を探る作業は、非常に教育的で楽しいものでした。度々の質問にも関わらず、先生はいつも優しく丁寧に教えてくださり、時間が足りないほど夢中になることができました。

住宅設計の実践

デザイン工学科:お猪口の制作


お猪口を作るつもりが、形が小鉢になってしまいましたが、その過程でデザインと形状に関する重要な知見を得ることができました。完成品が届くのを今から楽しみにしています。この体験を通じて、物作りの奥深さと創造的なプロセスを学ぶことができました。

お猪口の制作


この度のPTA研修会において、熱心なご指導を賜りました担当の先生方に、参加した保護者一同心から感謝の意を表明いたします。先生方の専門知識と情熱あふれる教えがあったからこそ、私たちは多様な学科の実習を深く理解し、実際に体験することができました。各学科での貴重な学びの機会を通じて、私たち保護者は子どもたちが日々学校でどのような経験をしているのか、より具体的に理解することができました。

また、先生方が丁寧に準備された実習内容は、私たち保護者にとって新しい知識と技能を身に付ける貴重な機会となりました。実際に手を動かし、創造的な作業に従事することで、子どもたちが学校でどのように思考し、挑戦し、成長しているかを肌で感じることができました。また、保護者同士の交流も深まり、学校と家庭との強固なパートナーシップを築く一助となりました。

このような機会を提供してくださった先生方には、改めて深い敬意と感謝を表します。先生方のご尽力により、保護者としても、子どもたちの教育環境について新たな理解を深めることができました。今後もこのような交流の場が持続することを願い、先生方の今後のご活躍を心より応援しております。


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